Video MONSTER マニュアル
STEP2-1 動画ファイル編集① 高画質化 他
1編集開始
編集は、ファイルごとに行います。
追加済みから、1 編集するファイルを選択、2 編集機能ボタン をクリック。
編集ボタンの違い
A高画質化:編集画面の「高画質化」タブを開きます。
B3D:編集画面の「3D」タブを開きます。
C編集:編集画面の「回転・反転」タブを開きます。
※編集画面には、他に、クロップ/効果/ウォーターマーク タブがあります。タブの切替はいつでも行なえます。
Gカット:カット編集画面を開きます。この画面は他の編集画面とは独立しています。
編集画面:A高品質化 タブ
1高解像度補正
動画を、元の解像度よりも高い解像度に変換・保存する場合に利用します。
この機能を有効にすると、通常にアップスケールするよりもぼけの少ない画質になります。
※解像度の設定は、別途 STEP3 変換 で行います。
複数の動画を追加してある場合、左の a で編集する動画を選択できます。すべての機能タブで同様です。
2明るく、鮮やかに
この機能を有効にすると、暗い動画、色味の浅い動画の、輝度・コントラストを自動調整します。
3ノイズ除去
この機能を有効にすると、古い動画にある映像ノイズを軽減します。
4手ブレ補正
この機能を有効にすると、手持ち撮影などで生じた動画のブレを軽減します。
※処理のため、天地左右が切られ、元の映像を少しズームした状態になります。
共通操作
a全ファイルに適用:複数のファイルがある場合に、現在の機能タブで設定した内容を、すべての動画に適用します。
b初期値に戻す:現在の機能タブの設定値をキャンセルして元の状態に戻します。
c全て初期値に戻す:全機能タブの設定値をキャンセルして元の状態に戻します。
d適用する:編集した内容を確定します。
e閉じる:編集画面を閉じます。編集した内容がある場合、確認画面が表示されます。
「はい」で編集内容を確定させて編集画面を閉じます。「いいえ」で編集内容を破棄して編集画面を閉じます。「キャンセル」は編集画面に戻ります。
編集画面:B3D タブ
2D動画を3D動画に変換する場合に利用します。
・分割表示
専用の再生機器が必要です。ご利用の再生環境に合わせて、サイドバイサイド、トップアンドボトムを選択します。
※以下のプレビューは サイドバイサイド の例。
・アナグリフ
色味をずらす方式で3D化します。左右が赤、青などの3Dメガネに対応しています。
※以下のプレビューは レッド/シアン の例。
・深さ
立体感を調整します。
・左/右映像を切替
必要に応じて右目、左目で見る映像を反転させます。
編集画面:C回転・反転 タブ
スマホで撮影した縦横が変わってしまった動画の修正などに使用します。
編集画面:Dクロップ
映像の部分をズームアップする機能です。
プレビューエリアで黄色の枠をマウス操作するか、クロップサイズ、開始点(左上からの距離)をピクセルで設定します。
編集画面:E効果 タブ
動画の、音量や画質を調整します。
オーディオ効果:音量
0~200%までで設定。100%が元の音量、数値の大きい方が音量が大きくなります。
ビデオ効果:輝度/コントラスト/飽和度/色相
輝度は明るさ(値の大きい方がより明るい)、コントラストはメリハリ(値の大きい方がより強い)、飽和度は鮮やかさ(値の大きい方がより鮮やか)、色相は色味のズレの補正。
※飽和度をより小さくしていくと、色味がねじれます。
ビデオ効果:順次走査変換
インターレース解除です。インターレース形式の動画をノンインターレースに変換します。
※再生時に横縞ノイズになる場合に有効です。
編集画面:Fウォーターマーク タブ
テキストまたは画像ファイルによるウォーターマーク(透かし)を設定します。
テキスト
表示する文字列を指定します。Tボタンで書体(フォント)の設定画面を開きます。その右のボタンで色を選択します。
画像
…ボタンをクリックして、ファイルを選択します。JPEG、PNG、GIF、BMP等が利用可能です。
ウォーターマークのエリア
配置(左上からの距離、ピクセル)、サイズ(横、縦の大きさ、ピクセル)、透明度(1~99、数値が大きい方が透過)を設定します。
プレビューエリアをマウスで直接編集も可能。
カット編集または、次の編集ステップへ進みます。
⇒ STEP2-2 動画ファイル編集 ② カット編集
⇒ STEP3 変換、保存